ごあいさつ
私は小さい頃、両親に外食へよく連れて行ってもらいました。お店の方が一所懸命に料理を作ったり、サービスしている光景を観るのがとても好きで、とくに料理を作っている様子をカウンター越しに覗いていました。そんな時に「僕も将来、飲食業で働き、自分のお店を持ちたい」と夢を感じていました。だから今でも、お店でそんな子供を見るとその頃の自分とダブることがあります。とはいえ時代も変り、あの頃は飲食業もまだまだ職業としてあまり良くはみられてないようで、現在のように一流大学卒で、飲食業へ就職する人はほとんどいませんでした。これらは時代とともに、業界そのものの変化に要因があり、飲食業から外食産業時代へと移り変わるにつれ、社会的役割が大きくなりました。
大手外食企業のチェーン化により、オーバーストアー現象やマーケットの縮小など、我々弱小企業にとっては非常に厳しい状況は言うまでもありません。また最近では、中食、内食といった食のボーダレス化が進んでおり、ライバルの多様化による経営努力が求められています。私達、外食に関わるものとして、今一度見直さなければならないことは、外食とは何か、「外食って何を売っているところ」の問いにどう答えるかが大切になってきます。
美味しい食べ物を売るところだけで、はたして本当によいのでしょうか?これでは、中食や内食と同じことになります。お客様が何を食べたいのかだけでなく、誰とどんな目的で食事をしようとしているのかに答えなくてはなりません。家族との団欒や子供の誕生日、卒業、就職祝い。会社の仲間やお友達同士の懇親など、食事を一緒に行く人や状況によっても目的が変り、お客様はその目的にあったお店を選んでいます。
コミュニケーションの本当の語源とは、「食を通して、より良い人間関係をつくる」といった「食」に限定されたものだそうです。確かに、結婚式の披露宴を始め、懇親会、晩餐会にいたるまで、人が集まるときには食でもてなします。経済の発展とともに食も豊になり、より美味しいものが求められてきました。しかし、本来人間社会における食の役割とは、ただ生きるためやより美味しいもへの満足だけでなく、人と人をつなぐ大きな役割があるということ、また外食がその役割を果たしていく事を理解しなければなりません。
私達は、食を通したより良い人間関係にお役に立つことが大切なのです。
おいしい焼肉へのこだわり
代表取締役社長 松下 純二 |